光の加減で緑にも黄色にも見える萌葱色の美しい体表模様を持ち、生まれながらにして強力な戦闘格闘能力を備えた少数民族の出。正義感あふれる情熱的な性格と卓越した身体的能力を買われて宇宙警備隊に入隊した。
着実に任務をこなしていたが、ある日逃亡した宇宙犯罪者を追跡中、未開拓の恒星に降り立った際に待ち構えていた宇宙犯罪者組織の罠にはまり、生きながらブロンズ像にされてしまう。 その惑星が他宇宙に近い特殊な位置にあったために捜索は打ち切られ銀河連邦に死亡認定を受けた。
彼女はその星で文明が発達するまでの長い時間をブロンズ像となったまま眠り続けることとなり、数々の古代文明で聖なる女神像として遺跡で祀られ続けた。
そして、ある一人の女性考古学者が彼女の像を調べた時、奇跡が起こる。 彼女の持つ特殊なDNA因子とヴァーダンドの肉体が反応し彼女の姿はみるみる元に戻っていった。復活したヴァーダンドは彼女と融合し、協力を依頼するのだった。
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