Poser雑記・特殊効果について その3


自作小道具「effect board」の私の使用方法について


■特殊効果について その1(放射光や砂塵や爆発などについて)で紹介した、
自作小道具effect boardの「私の使用方法」を詳しく説明します(汗)。

Poserの説明画面は「Poser6J SR2」を使用しています。

(2008/09/25追記) その3 シーンを作成後にカメラにペアレントして配置する方法、追記しました。




その1 シーンを作成してから配置する方法

長所 メインカメラやフェイスカメラ等、どのカメラにも対応が出来る
短所 effect boardの角度調整や移動が面倒くさい(汗)

 

まずシーンを作成して決定します。
そうしましたら「カメラ」のパラメータの角度を覚えます。
この例では「Z軸回転 0°」「X軸回転 7°」「Y軸回転 20°」です。


シーンを決定
effect03a_01.jpg
カメラの角度
effect03a_02.jpg

 

effect board」を呼び出します(この例ではeffect board C)。
この時に「影を作成」等の特性を確認、修正すると良いと思います。
シーンが完成しているため「レンダリングをするカメラ」は動かせないので、
別のカメラに切り替えて位置の調整をしていきます。


呼び出した直後
effect03a_03.jpg
特性の確認と修正
effect03a_04.jpg

 

カメラとは違う方向を向いていますので、カメラのパラメータの角度、
この例では「Y軸回転 20°」「X軸回転 7°」「Z軸回転 0°」を入力します。

稀に「X軸回転」の角度がカメラと合わない場合があります。
その場合は角度の「+」と「-」を入れ替えると合うと思います。
この例ですと「 7°」を「 -7°」にするという具合です。

これで「effect board」は「カメラ」に対して正面を向きます。

カメラとeffect boardではパラメータの順序が違う場合もあります、要注意。


effect boardの角度
effect03a_05.jpg

 

この後は「X移動」「Y移動」「Z移動」で位置を調整します。
この例ではカメラに対してキャラよりも前になるように配置します。


位置調整 その1
effect03a_06.jpg
位置調整 その2
effect03a_07.jpg

 

私はキャラ等との位置関係やぶつかり具合がわかりづらい場合、
他のカメラに切り替えてeffect boardの位置の確認をしたり、
プレビューの表示を「隠線消去」などにしながら調整しています。


「隠線消去」位置調整 その1
effect03a_08.jpg
「隠線消去」位置調整 その2
effect03a_09.jpg

 

あとは最後にマテリアルの設定などをすれば終わりです。
この完成例では、effect boardをもう1枚追加して同じように配置しました。


配置の決定
effect03a_10.jpg
完成
effect03a_11.jpg

 




その2 カメラにペアレントする方法

長所 effect boardの角度調整や移動が直感的にわかりやすい(と思う)
短所 レンダリングするカメラを切り替える事ができない(汗)

 

この方法は、シーンを作成する前に配置する方法です。

シーンにフィギュアや小道具などを呼び出す前の何も無い状態で、
レンダリングをするカメラ」のパラメータの軸回転が初期位置、
「Z軸回転 0°」「X軸回転 0°」「Y軸回転 0°」の時に、
effect board」を呼び出します(この例ではeffect board Cを多数)。

この時に「影を作成」等の特性を確認、修正すると良いと思います。


カメラの角度
effect03b_01.jpg
特性の確認と修正
effect03b_02.jpg

 

effect boardを「レンダリングをするカメラ」にペアレントします。
そうすると「X移動」「Y移動」「Z移動」の数値が変わりますが、
今はそのままの状態にしておきます。

★この数値は「レンダリングをするカメラからの距離」です。
★数値をすべて「0」にすると「レンダリングをするカメラ」と同じ位置になり、
★プレビューから消えて、レンダリングもされないので要注意です。

これでeffect boardはカメラに追従して常に正面を向くようになります。


カメラにペアレント
effect03b_03.jpg
数値が変わる
effect03b_04.jpg

 

ペアレントが終わったら、effect boardの表示を消します。
シーンの作成に目障りでなければ、そのままでも構いません。


表示を消します
effect03b_05.jpg

 

その後にシーンを作成していきます。
シーンが決定したらeffect boardを表示します。


シーンを決定
effect03b_06.jpg
effect boardを表示
effect03b_07.jpg

 

effect boardの「X移動」「Y移動」「Z移動」で位置を調整します。

カメラにペアレントしているため、
「X移動」は、横の移動
「Y移動」は、縦の移動
「Z移動」は、奥行きの移動、になります。

先ほどの方法よりも位置の調整がしやすいと思います。


位置調整 その1
effect03b_08.jpg
位置調整 その2
effect03b_09.jpg

 

先ほど同じようにキャラ等との位置関係やぶつかり具合がわかりづらい場合、
他のカメラに切り替えてeffect boardの位置の確認をしたり、
プレビューの表示を「隠線消去」などにしながら調整します。


「隠線消去」位置調整 その1
effect03b_10.jpg
「隠線消去」位置調整 その2
effect03b_11.jpg

 

あとはマテリアル設定をすれば完成です。
この完成例では、effect board24枚の中から6枚を配置しました。


配置の決定
effect03b_12.jpg
完成
effect03b_13.jpg

 




(2008/09/25追記) その3 シーンを作成後にカメラにペアレントして配置する方法

前述した2つの方法を組み合わせた方法になります。
カメラにペアレントするのが面倒ですが、位置合わせは最もやりやすい…かもしれません(汗)。

長所 effect boardの角度調整や移動が直感的にわかりやすい(と思うのですが…)
短所 レンダリングするカメラを切り替える事ができない(汗)

 

まずシーンを作成して決定します。
この例では、床の中心に着地したヒロインを、少し斜め下から見た構図になっています。


シーンを決定
effect03d_01.jpg
別のカメラから
effect03d_02.jpg

 

そうしましたら「effect board」を呼び出します。
通常ではシーンの中心に出現します、とりあえずそのままカメラにペアレントしてしまいます。


呼び出した直後
effect03d_03.jpg
そのままカメラにペアレントする
effect03d_04.jpg

 

ペアレントすると「effect board」のパラメータの数値が変わります。
ペアレントしたカメラからの距離や角度です。「Z移動」以外のパラメータをすべて「0」にします。
これで「effect board」は、ペアレントしたカメラに対して正面を向きます。


パラメータの数値が変わる
effect03d_05.jpg
「Z移動」以外のパラメータをすべて「0」にする
effect03d_06.jpg

 

まず「effect board」の「Z移動」のパラメータの数値を変えて位置調整をします。

★前述しましたように、この数値は「レンダリングをするカメラからの距離」です。
★「Z移動」の数値を「0」にすると「レンダリングをするカメラ」と同じ位置になり、
★プレビューから消えてしまい、レンダリングもされないので要注意です。

この例では、ヒロインの手前、カメラに近づけるように移動させています。
カメラに近づくと大きく表示されます、必要に応じて「拡大縮小」を調整してください。


「Z移動」の数値を変えて位置調整する
effect03d_07.jpg
必要に応じて「拡大縮小」を調整する
effect03d_08.jpg

 

あとは「effect board」の「X移動」「Y移動」の数値を変えて位置の微調整をします。
フィギュアや小道具、背景などから離すように配置すると位置調整がしやすいかもしれません。


「X移動」「Y移動」で位置の微調整
effect03d_09.jpg
離すように配置すると位置調整がしやすいかも
effect03d_10.jpg

 

最後に「effect board」のマテリアル設定を調整して完成です。


マテリアル設定をして完成
effect03d_11.jpg

 

「effect board」を複数配置する際や重ねて表現する際にも「effect board」の「Z移動」の数値を変えて、
少し間隔をあけるように配置すると、effect boardそれぞれの位置の確認や調整がしやすいと思います。

こちらの例では、砂煙の表現に1つ、出血の表現に3つの「effect board」を使用しています。
出血の表現は3つを重ねているように見えますが、「Z移動」の数値を変えて配置しています。


重ねているように見えますが…
effect03d_12.jpg
ご覧のように少し間隔をあけて配置しています
effect03d_13.jpg

マテリアル設定をして完成…(汗)
effect03d_14.jpg

この方法でeffect boardを複数配置する際には、砂煙はZ移動の数値「-5」、爆発はZ移動の数値「-7」など、
効果が重ならないように、ある程度奥行きの配置の目安を決めておくと良いと思います。

 




その他 ペアレントでまとめる

effect boardを幾つかまとめてペアレントしています。
2枚から5枚くらいで一つにして位置の調整をしやすくしています。


ペアレントの一例
effect03p_01.jpg
階層の一例
effect03p_02.jpg

 

だだし、ぴったり重ねるとレンダリング結果がおかしくなる場合があります。
Poserの数値を「0.1〜0.2」程度の隙間を空けるようにしています。

ペアレントしている場合の「X移動」「Y移動」「Z移動」の数値は、
親(元)となるeffect boardからの距離になりますので、
後ろ側に配置したい場合は「-0.1」前側に配置したい場合は「0.1」になります。


親(元)は通常の数値
effect03p_03.jpg
ペアレントしたものの数値
effect03p_04.jpg

 

気に入った組み合わせをライブラリに登録しておくと便利…と思います(汗)。

 




その他 テクスチャの貼り替え

どちらの方法も、effect boardのテクスチャを貼り替える事で、
effect boardを数多く使う事を避ける事が出来ます。
あまり数多く使うとPoserの動作も重くなってしまいますので(汗)。


 

先ほどのシーンの続きです、
effect boardは合計で24枚呼び出し、その中から6枚を使っています。
これを仮に、合計で6枚呼び出したシーンとします。

前回のシーンでは6枚とも「砂煙」として使用しました。
今回のシーンではeffect boardを追加しないで、
5枚を「砂煙」に使用して、残りの1枚を「放射光」に変更します。

おおよその位置合わせが終わったらテクスチャを貼り替えます。
マテリアル設定でイメージマップのイメージソースの文字をクリックします。


位置合わせ
effect03c_01.jpg
イメージマップ
effect03c_02.jpg

 

そうするとテクスチャマネージャが表示されるのでブラウズボタンを押します。
effect boardのテクスチャフォルダを開いて「放射光」を選択します。


テクスチャマネージャ
effect03c_03.jpg
「放射光」を選択
effect03c_04.jpg

 

テクスチャを貼り替えたのでマテリアル設定をします。
あとは位置の再調整をして完成です。


マテリアル設定
effect03c_05.jpg
完成
effect03c_06.jpg

 




おまけ その1
effect03w_01.jpg
おまけ その2
effect03w_02.jpg

おまけ その3
effect03w_03.jpg
おまけ その4
effect03w_04.jpg



拙い説明ですが、参考のためにとりあえず2つの方法に分けてみました。
「シーンを作成してから配置する方法」と「カメラにペアレントする方法」を組み合わせて、
「シーンを作成してからカメラにペアレントする」事も出来ます。

こんな感じで配置していますが、カメラに厳密に合わせなくても、
だいたいの角度と位置の調整で大丈夫かと思います(汗)。

皆様の作品制作に合わせてお好きな方法や手順でお使いいただけたらと思います。

(2008/03/24)

(2008/09/25追記)その3 シーンを作成後にカメラにペアレントして配置する方法、を追記しました。


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